カテゴリ:1 子供たちの様子
学校朝会

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今日の学校朝会では「学校に来るのはなぜか」というお話をしました。
「なぜ学校に来るんですか?」と児童に聞くと、「勉強するため」という答えが返ってきました。それは正しいのですが、では勉強は学校でないとできないのかというと、そうではありません。おうちでも、一人でも勉強はできます。

なのに、なぜわざわざ学校に来て勉強するのでしょう?
そのヒントになるかもしれないと思い、大江健三郎さん(作家)と、その息子の大江光さん(音楽家)のお話をしました。

光さんは、小学生の頃から鳥の歌を聴くのが大好きで、よく鳥の声を聞いて、その鳥の名前を教えてくれていました。でもうるさい音は苦手で、学校では両手で耳をふさいで小さくなっていたそうです。
そんな光さんを見て大江健三郎さんは、「光は鳥の歌を聞くのが好きなんだから、親子で森の中に家を建てて静かに鳥の歌を聞いて過ごす方が良いのではないか」と考えたそうです。

しかし光さんは、学校で同じようにうるさい音が苦手な友達を見つけます。そして二人で音楽の話をしたり、音楽を聞いたりして過ごすようになりました。そして音楽への興味を深めた光さんは、音楽の勉強を始め、日本アカデミー最優秀音楽賞を受賞することになります。

大江健三郎さんは、その著書の中で「国語も理科も算数も体育も、自分をしっかりと理解し、それを他者に伝えるための大切な言葉だ」と言っています。学校で「友達と一緒に」学ぶ。そこに学校に行く大きな理由の一つがあるのではないかと思います。

少し難しい話だったようにも思いますが、子供たちにも学校に来る意味について考えてほしいと思い、この話をさせていただきました。

その後、齋藤先生から今月の生活目標「廊下を静かに歩こう」について話をしてもらいました。

最後に学校栄養士の浅野陽子先生を紹介しました。みなさんよろしくお願いします。

公開日:2019年05月07日 12:00:00